メジャーリーグとプロ野球との格差

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大谷翔平選手が挑戦することで、日本のファンにとっても急速に身近に感じるようになったメジャーリーグは、世界で最高峰のプロ野球リーグです。このために、毎年秋に開催されるアメリカンリーグとナショナルリーグのチャンピオンチーム同士が争う優勝決定戦は、限定した地域の球団しか参加していないにも関わらず「ワールドシリーズ」と銘打たれています。

ただし、メジャーリーグはこのような形でコマーシャルできるほど圧倒的にレベルが高いのは間違いありません。例えば、日本のプロ野球における最高球速は大谷翔平選手が2016年シーズンに記録した165km/hですが、メジャーリーグではこれよりも4km/h以上速い169.1 km/hという記録を2010年シーズンにニューヨーク・ヤンキースでクローザーを務めるAroldis Chapman選手が記録しています。

また、打撃ではさらに大きな差があると考えられており、メジャーリーグの本塁打記録が73本に対して、日本人選手の最高記録は松井秀喜選手の31本で半分にも満たないという状況です。大谷翔平選手は「二刀流」ということから、これらの投打の両方の記録にどこまで迫れるのか注目が集まっています。